自分の小さな「箱」から脱出する方法
箱に入る=自己欺瞞に陥ってる状態
自己欺瞞とは?
欺瞞とは「人の目をごまかし、だますこと」
自己欺瞞とは、自分をだましごまかすこと。
自分の感情に背いたとき、その出来事を自分勝手に解釈してしまう。その時、箱に入っている。
箱に入っている状態では、出来事をそのまま見ることができず、相手のせいなどにしてしまう。
(例)赤ちゃんが夜泣いていたとき
自分の本当の感情は「どうしたんだろう?と思って見に行きたい」気持ちがある。しかし、妻がとなりで寝ていたら、「妻がいくだろう」と感じる。
ここで自己欺瞞が起こり、「なんで妻は起きないんだ」「こっちは仕事で忙しいのに」といった感情が沸き、自分が正しい、相手は気が利かない、といったことになる。
(思考の流れ)
どうして泣いているんだろうと思う
↓
選択
自分の感情を尊重する
その感情に背く←自分への裏切り
↓
・感情に背いた場合
わたしは自分をどうみるか(働きものの父親など)
わたしは相手をどうみるか(怠け者、鈍感など)
箱に入っている状態ではどんなことが起こるか
積極性や参加意志の欠如、問題を引き起こす、葛藤、モチベーションの欠如、ストレス、チームワークの悪さ、中傷、信頼や責任感の欠如、態度の悪さ、コミュニケーションの問題
知っておくべきこと ・自分への裏切りは、自己欺瞞へ、さらには箱へとつながっていく ・箱の中にいると、業績向上に気持ちを集中することができなくなる ・自分が人にどのような影響を及ぼすか、成功できるかどうかは、すべて箱の外に出ているか否かにかかっている ・他の人々に抵抗するのをやめたとき、箱の外に出ることができる。
知ったことに関して生きること ・完璧であろうと思うな。より良くなろうと思え ・すでにそのことを知っている人以外には、箱などの言葉を使うな。自分自身の生活にこの原則を活かせ ・他の人々の箱を探すな。自分の箱を探せ ・自分が箱の中にいてもあきらめるな。努力を続けろ ・自分が箱の中にいた場合、箱の中にいたということを否定するな。謝ったうえで、更に前に進め。これから先、もっと他の人の役に立つよう努力をしろ ・他の人が間違ったことをしているという点に着目するのではなく、どのような正しいことをすればその人に手を貸せるか、よく考えろ ・他の人々が手を貸してくれるかどうかを気に病むのはやめろ。自分が他の人に力を貸せているかどうかに気をつけろ